地元から離れて仕事をしているという看護師はかなりの数に上りますが、転職などをきっかけにして地元に戻って働くという人も増えています。
このように何らかのきっかけで地元で働くようになった看護師にとってのメリットは、何と言っても地元であるという安心感が挙げられます。
一度は離れたとしても、地元であれば見知った人が患者として訪れるケースも多く、全く知らない人に対して行う看護よりも心にゆとりを持つことができるようです。
心にゆとりがあれば、人為的なミスを予防しやすい他、その人たちの生活習慣もある程度把握しているので、より適切な看護やアドバイスすることもできます。
またその他にも、地元で働くと、病院や施設の情報を集めやすいというメリットもあります。
転職をする時には転職先の情報をある程度集めておいた方が有利ですし、地元であれば転職サイトのアドバイザーから情報を集めなくても、知り合いや家族から有益な情報を集めやすいという利点があります。
病院や施設の管理者と顔見知りであれば、より具体的な情報を収集できるだけでなく、転職する際に口添えをしてもらいやすいというメリットも期待できます。
また、家族が病気や怪我で入院するようになった場合にも、すぐに駆け付けることができるという安心感もあります。
慣れ親しんだ土地というのは、大きな安らぎを与えてくれるので、都心部に強いこだわりがない場合には、ぜひ地域医療に貢献する意味でも、地元の病院への転職も視野に入れてみてはどうでしょう。
地元で働く魅力はこちらにも書かれているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。